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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

明日は、かつて某病院でシリコンを移植されたものの

不幸な結果となった小耳症の患者さんの

作り直し手術予定だ。


もう、シリコン耳の患者さんを、私は、数え切れない程

作り直した。


こんな作り直さなければならない手術を、

堂々と、数多くいつまでも、行い続けた医師は

反省すべきだ。


発売していたアメリカ自身が、問題が多いために、発売禁止としたのだ。



話は変わって、

かつて、植皮手術の際に、「フィブリンのり」を

あらゆる形成外科施設が使っていた。

当時から私は、これの使用には反対だったので使わなかったのだが、


人の血液を原料に造った、接着剤なので、

他人の肝炎や、エイズなど、感染する可能性は十分予測できたのにもかかわらず

多くの大学をはじめとした施設で使っていた。


今頃になって、国が、この製剤を使用した患者さんへ

通達を出しているが、

使用の実態が残っていない不明の病院もある。


日本形成外科学会にも責任の一端がある。













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