
昨年秋の、耳垂残存型小耳症の術前。

デザインの完成。

前胸部から、短い傷で肋軟骨を4本採取した。

4本の肋軟骨を組み合わせて、3次元肋軟骨フレームを作成した。
その余りの肋軟骨を示す。
この余った肋軟骨を肋軟骨膜下に、粉々にし手入れ戻すと、
肋軟骨は再び再生されるので、胸は変形しなくてすむ。

皮弁形成および、皮下ポケット作成した状態。

3次元肋軟骨フレームを皮下に移植したところ。

今年5月23日、耳立て手術デザイン。

耳の後ろから、支えとして耳を立てるために移植する肋軟骨ブロックを作成。
耳の後ろからその肋軟骨ブロックをカバーして生かすための血管膜を頭から起こした。
その後ろから皮膚を移植する。その薄い皮膚は頭から採取した。

耳を上から見たところ、耳が立っていることがわかる。

耳を前から見たところ。
その1
このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。
小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。
その2
このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。
耳介形成術による合併症
感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。
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