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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

人は今までと違う生活レベル環境の変化が起きた時、

はじめは、その変化にためらう。


たとえば、今までは毎日、一食1000円の夕食を食べ、

毎日休む暇も無く働き続けていた人が、

仕事が、変わったとたん

突然、毎日10000円の夕食を食べ、

自由に出来る時間が格段に増加する環境へと代わった時

こんな無駄遣いをしてはいけないような気になる。


その生活レベルが1年も続くと、それが身についてくる。

むしろ、以前の生活レベルこそが非人間的な事で間違っていたのだと感じ始める。

そして、今を良かったと噛み締める。


更に新たなその、生活レベルが2年も続くと、それが当たり前のように感じてくる。

むしろ、もっと、更に楽で楽しい贅沢を求めるようになってくる。

もっと、良い人と出会えるような気になってくる。

そうすればもっと楽しくなるはずだと考え始める。


そして身近にいる貴重な人のことを忘れてしまいがちである。

もちろん自分自身の成長が、著しければ、それに伴って、

自分とかかわるそれなりの人達も、それに応じて増えて世界が広がってゆく。


しかし、それが自分だけの力で成し得た努力の継続の結果でなかった場合

そのような思考回路に陥った人はどうなんだろう?


ふりかえると、気がつけば、身近で当たり前と思っていた人を無くしてしまい、

もっと楽しい生活どころか

元の生活以下のレベルまで簡単に転落してしまう。

不幸のどん底に落ちていく。

振り返れば、過去がいとおしくなり、

あの人達は、あの時代はすばらしかったのだと気がつく。


戦後は、車などほとんど無かった日本。

当時は車など、贅沢品と考えられていた。

私が医学生時代は、1ヶ月、1万5千円で生活していた。

ところが高度成長期を迎えて次第に、車社会となり、

当たり前に誰でも車を持ち、

交通渋滞と大気汚染を引き起こした。

そして、環境問題が解決し、さわやかな空気を取り戻し

道路整備とともに交通渋滞も緩和され、恵まれた社会が到来した。


そして今、ガソリン代の高騰で、車を手放す人が増えてきた。

郊外の、駐車場の広い大型店の売り上げが急速に落ちてきた。

今の日本は、生産人口は減少し始め、税収は減少目前。

物価高騰で不景気の入り口が始まっている。

昨日より今日、そして明日へと、生活レベルが悪化の一途をたどる。

中流庶民は減少し

わずかの勝ち組みと、多くの負け組みといった格差社会へと

変貌の一途をたどっている。


生活レベルを落とさなければならなくなった国民の

大多数が不幸に感じ始めている。



小耳症の仕事で忙しく、

車の免許更新もせずに、

とっくの昔に免許すらなくしてしまっていた私などは

もともと物欲も社会的出世欲も無く何も気にならないのだが。


本質は、愛する事は、信じる事だ。



















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