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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

新臨床研修医制度なるものを厚生省が作ったがゆえに

地方大学医学部を卒業した医師の卵たちは

卒業した後、関東の大都会の病院へ集中してしまうため、

なんと地方医療の最後の砦だった地方大学の医学部付属病院においても

医師不足となっている。


大学病院の医師不足となっているところは、

大学病院数の、80パーセントと言うから恐ろしいことになった。


大学病院から医師を、地方病院へ派遣していたのだから

大学病院の医師不足では、地方病院へ医師を送れるはずもない。


こうなったのだから、医療費の削減も手伝って、

地方の病院はつぶれてゆくことになった。

制度の改悪そのものである。


馬鹿な制度を作った張本人を国民の前に出して、謝罪させる必要がある。

責任を取らせないから次から次に、国民が困ることを国が行ってきた。


医師とて人間。

自由に行きたい所へ、行ってよいと言われれば

わざわざ、不便な、田舎へ行きたいと言う人物は少ない。

便利な都会で、文化的な生活をしたいのは誰もが望むところだ。


人手不足の病院へ行けば、殺人的に忙しくなるだけで

責任は重く、過労死寸前に疲労していても失敗は許されない仕事なのだが

給料は報われない。


30年前は、医学部定員の女医の割合は10パーセント以下だったが

今は、40パーセントだ。


女医は結婚を機に、職場を離れざるを得ない。

だから、労働力にして男性医師の0.5人が女医と言う計算となる。


30年前の2倍の卒業生の数となったが、医師不足がひどくなったのだ。


自民党と公明党が、このような馬鹿な制度を作ったのだ。
















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