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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

私は1993年アメリカ形成外科学会誌に


「小耳症手術の新しい術式」を報告して以来


毎年毎年、欧米各国から招待講演依頼が舞い込み


年に3回ほど海外に出かけなければならない。


そのため、患者さん達から「今度外来が休みの日はいつですか?」


と質問される。そんな話を外来でしている時、


患者さんが「世界中に旅行できていいですねー。」とよく言われる。


とんでもないのだ17


私がなぜ海外に行くのか?と言うと、


世界中の国で小耳症治療が困難なために


私の手術法を獲得したい形成外科医が


学会を開き私を招待するので行くだけなのだ。


だから公演・デモンストレーション手術をこなしたら


たとえ招待した国の医者から観光に誘われても必ず断り直ちに帰国する


対に旅行などしない。そんな暇など1日とて無い。


帰国して翌日時差ぼけでふらふらでも


小耳症手術を行わなければならない。


もちろん、渡航費用や滞在費用は招待したところが出してくれるが


そのほかは「無償でやっている」。


患者さんは私がお金をもらって海外に行ってるものと勘違いしているようで


「えっ、無償なんですか?」と驚く。


それどころか、私が海外に行っている間は


手術が出来ないので永田小耳症形成外科クリニックとしては


経済的ダメージを食らうだけなのだ。405


だから、事務長からは「年に2回に限定してくれないか」


頼まれているくらいなのだ。237


 


それでも私が海外の形成外科医から依頼されると断らないのは


私が生きている間に出来る限り正しく永田法を理解してもらい


世界中の小耳症の子供達役に立つからなのだ


永田小耳症形成外科クリニックは地域医療を行うクリニックではない。


小耳症手術法を世界に発信するところなのだ。


国内だけの地域医療をただ私個人が行っただけでは、


小耳症の子供を救える人数は限られてしまう。


地域医療のみでは自己満足だけに終わってしまう。35


 


世界中のそれぞれの国を代表して小耳症治療を生涯の仕事とする


形成外科医に永田法を伝授すると、


その形成外科医がさらにその国の若い医者を教育する。


結果として世界中永田法を使った小耳症手術をするようになる。237


自ら直接手術していなくても


間接的に永田法で救われる小耳症の


子供達は膨大な人数となる。41


たとえ私が死んでしまっても永田法は世界に残る事になる。


 


これが私の生きたあかしとなる


手術する医者の手に永田法が残る。


私が死んだとしても小耳症に関係する者は形成外科医も患者も


Nagataと言う単語は、決して忘れる事ができないのだ。


私はこうして自分が生きたあかしを世界に残して


安心して死ねるのだ363


そう考えると死ぬ事も怖くない21


だから、必要とされるところには行くのだ。29


 


 


 













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