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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

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ブレント法は上図のような不完全な形の耳を肋軟骨で作り


下図の図AとBのように、皮下ポケットを作りC.D.Eのように耳型を皮下ポケットに挿入して、


Dのように、太い吸引チューブを血抜きのために何日か入れておきます。


これが一回目の手術です。


この段階においては、耳たぶはそのままとなっていますし、


耳珠は再建されていません。


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第二回目の手術では、上の図のAように耳たぶを切開し、


矢印の法会と移動するのです。すなわち


Bのように、本来の耳たぶの位置へと移動します。


 


第3回目の手術では、下図のAのように


健側の耳の内側から皮膚および耳の軟骨を採取し、


耳珠「じじゅ」を作成する目的で、Bのように切開し


Cのように、移植して耳珠を作ろうとします。


が、結局、浅くなってしまい耳穴がない事が丸見えとなってしまいます


そして、健側の耳の採取部は縫い合わせてしまうので、倒れてしまいます。


参考までに耳珠とは、耳穴の前に存在し耳穴を覆い隠すようにある三角形のひさしのような


後ろに突出した形をしたものの事です。



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第四回目の手術では上の図のAとBように、耳の後ろをはがして


Cのように耳と頭の間にお尻からとってきた皮膚移植をします。


言い換えると、ブレント法もタンザー法と同じく


耳の後ろには皮膚移植だけしか行わない方法ですので


再建耳は絶対立てる事が出来ない方法ですから、


皮膚耳軟骨採取部を縫合して健側耳をむしろ倒してしまう事で、


左右対称にしようという居直った方法なのです。


また、ブレント法やタンザー法は、耳分離手術後血行減少のために


10年、20年と経過するうちに


耳の中に移植した肋軟骨が溶けていくために耳が変形していく運命の手術法なのです。


また、両側小耳症の患者さんには健側耳がありませんので


使えない方法なのです。


 


以上のようにブレント法は、4回の手術が必要で、結果としては、


耳珠、耳輪脚、珠間切痕が正常の耳のようには作れない方法です。


また、耳が頭と分離しただけで、決して立てられない方法なのです。


ブレント法は1980年代アメリカ形成外科学会誌に報告されてから


アメリカ・ヨーロッパで、広く行われて来ましたが、


以上の欠点を全て解決し、


完全に正常な耳再建できて、


しかもたった2回手術完了してしまうと言う


永田法1992年、1993年と立て続けにアメリカ形成外科学会誌論文掲載されてから、


現在は、アメリカ、ヨーロッパを中心に永田法が主流となりました。21


永田法は1月20日の、このブログを参照して下さい。


 


小耳症とは英語で、microtia[マイクロシア]と言います。267


ためしに、インターネットで、microtiaと単語を入れるか、


microtianagata2つの単語を入れて検索すれば、267


世界がどうなっているかが一目瞭然です。21


 


日本では世界の論文を原語の英語で読まないか、読めない医者が多いためか


メンツを保っているのか、あるいは


世界の進歩について来れないのか


あくまで組織拡張法1959年タンザー法に、こだわっているため、


未だに遅れているのが現状です35















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