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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

本日は、税理士の方が来ていた。

いつも毎月1回来てもらっている。


税理士の方の話では、

例外なく、どの業種でも、売上額が急激に落ち込んでいるとの事だ。

税理士の人が見るのは、はっきりとした数字だ。

不動産業をはじめ飲食業、運送業、など、厳しくなっている。

銀行からのつなぎ融資を受けることが出来ず、今年で廃業となるところが多いそうだ。

世界不況の波が忍び寄ってきていることが、数字の上ではっきりと出ていると言う。


例外なく、医療機関でも、同様となっているとの事。

一昨年と比較して、内科のクリニックや、

通常の病院であっても、公立病院でも、急激な減少となっているそうだ。


もちろん国の政策で、昨年度、医療機関では、保険点数を削られているので、

その分の減少が、もともと起きるが、

更に、それに輪をかけて減少しているという。


という事は、患者さんが、

軽症では、病院へかかることを、ひかえているという事にもなる。

軽症を放置すれば、重症になる可能性が大きい。


それほど経済状況は、悪化しているので、国民は苦しんでいる。

とにかく倒産が増えると、失業者が増し、生活保護を受ける人が増加するので

税収は下がるのに、国家財政すなわち福祉財源は、ますます困窮する。

この景気の悪化は、経済予測によると、2010年まで続くという。


すなわち、アメリカの不動産価格が、底を打つのが2010年ということらしい。

少なくとも、今年は昨年よりも厳しい年となる予測だ。

国は、今年や来年の経済危機を改善するために大金の埋蔵金を拠出せざるを得ない。

埋蔵金はすぐ底を突く。その後は、ますます税収が減少しているから

福祉へ投入するお金が枯渇する。

だから、政府はどうしても、2011年から、消費税増税導入を

今のうちから担保として決定しておきたい所だ。

その裏打ち無しに、今年の経済対策が取れないのだ。


税理士の方も、倒産されると、税理士としての仕事が減り、困ると言っていた。

あらゆる業種が、関連して落ち込みを見せている。

ぞっとする話だ。


いずれにしても、他の業種と同じように、

今年も、ますます、医療機関の倒産が予想されている。

ベット数に全く余裕が無くなれば、

さらに、救急車のたらいまわし問題が増加することになる。

今年もまた、病院たらいまわしでの死亡ニュースがますます増えて来るだろう。


恒久的福祉財源が無ければ、医療崩壊どころか、無医村どころか、無医国となる。

そうなってからでは、医療の復活は困難となってしまう。






私も自動車産業6割・半導体産業4割に関わる職業で、年末から今年に入って非常に厳しい状況です。
この状態が2~3年も続くようであれば間違いなく会社は倒産です。
一日でも早く回復してほしいものです。

来年の今頃は立派な耳にしていただいた子供と景気回復した世間で幸せにすごせていたらなぁと思います。

永田クリニックの皆さま、インフルエンザにはくれぐれも注意して頑張って下さいませ。

2009.01.21 00:03 URL | #- [ 編集 ]

耳は、完全に再建できます。
とにかく経済危機は2010年を越せば何とか回復するという予測です。

2009.01.22 22:29 URL | サルトル #- [ 編集 ]













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