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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

ついに、アメリカでは前代未聞の200万人を超える聴衆の前で

バラク・フセイン。オバマ氏の第44代大統領としての就任演説があり

新政権が発足した。

私はリアルタイムで日本時間の夜中2時、CNNの放送を見ていた。


今回は、あらゆる意味で歴史的な就任式となった。

世界中が興奮と共に新大統領の新たな変革の政治に期待している。


就任演説でオバマ大統領は、

今後、世界との対話と協調を述べ、

これまでの子供じみた政策から大人への変革を行うと述べた。

富める者から、貧困層への再配分が必要と述べた。

このことでアメリカの医療崩壊を立て直し、社会保障充実、を述べた。

現在は国民の18パーセントが医療保険に入っていない

という事を解決するとことにも触れている。


新たな時代の到来を期待して

これまでに無く世界が、この就任式を注目し、放送を見ていた。


オバマ大統領にとっては、この経済危機打開問題から始まり

各国との協調による関係改善に向かうだろう。


新大統領が、ケニアの黒人の血が混じった大統領であることで

アフリカ諸国にも希望の光がさしている。

人種差別がまかり通っているアメリカにも、変革が求められる時が来た。

オバマ氏の父親の時代は、黒人は白人と同じレストランで食事が出来なかったのだから、

大変革である。


中東でも、スペインや中国など、今まで関係がギクシャクしていた国までもが

今後アメリカとの関係改善を期待する声が多い。

世界に希望を与える新大統領に期待する.


昨年秋に、私はシカゴで、アメリカ形成外科学会の

小耳症インストラクショナルコースを行い終わって

ホテルへ帰ってきた時、まさに、オバマ大統領が大統領選挙に当選、

私が泊まっていた同じホテルにオバマ氏が、当選結果を待って滞在しており

勝利が確実になった時、オバマ氏がそのホテルの

広い大空間のロビーに姿を現したのだった。

同ホテルのロビーでは手を振るオバマ氏に気がついたアメリカ人が

大興奮で大熱狂の大騒ぎとなっていた。


その日の夜は、シカゴでの大統領勝利宣言演説を行っていた記念すべき日だった。

そんな日に、あの広大なアメリカの中で、

年に一度のアメリカ形成外科学会が、たまたま、シカゴで開催され、

そのシカゴが、オバマ氏の、政治基盤の出身地であり、

私が小耳症インストラクショナルコースを行った日が、

長い大統領選挙の最終決着の日と合致した日となり、

シカゴの同じホテルで、その記念すべき時間に、

あまりにも偶然に、奇跡的とも言える遭遇となった幸運もあり、

ますます、オバマ氏を、私は応援している。


振り返ると、私には、このような、通常では起こりえないような

世界的に、

あまりにも奇跡的な出来事や、出会いが、数多く起き続けてきた。


自分が、形成外科医師として小耳症手術法を開発し

国際的な教育講演を行うようになったという特殊な運命だけでなく、

他の形成外科分野の世界的第一人者同士との固い絆が

国際的に築き上げられてきて、

それぞれが治療困難な患者さんのために

科学的知識の相互国際協力を行える関係となり

各国間における、形成外科医師との交流を通じて

各国の政治事情や、経済状況が医療事情にも大きな影響をもたらしている事

を、実際に身を持って肌に感じるようになった。

それと共に、世界と、地球の狭さを感じるようになった。


世界のために、各分野の人達が、大きな心を持ち、それぞれが力を発揮できれば、

必ず、すばらしい世界が広がりを見せることになるはずだ。

















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