アメリカ発のサブプライムローン問題が発端となり
世界大恐慌が起きた。
このことから、もはや、自由経済手技が間違いだとか
アメリカをお手本とする事は終わりだ、とかと、言う極論を述べる人達がいるが
本当だろうか?
では、何故サブプライムローンが悪かったのだろうか?
住宅を購入するためにはローンを組む場合がほとんどだ。
現金で買える人などほとんどいない。
ローンを組むためには、その人が返済できる条件がある。
購入価格の2割の頭金を持っていて、年収の5倍までなら
お金を借りることが出来るなどと、一定の規則が本来ある。
その範疇の人にだけローンが適応される。
しかも、もしその人が、病気や事故にあったとき
返済不可能な事態となった時のために
保証人を立てるか、保証人がいない場合には
生命保険に加入させるかという担保をとった上で
金融機関は、お金を貸すことで、健全な運営が出来る。
金融機関は、ローンに利子を含めてもらうことで利益を生む。
この利益を、預金者へ、それより低い利子として還元する、
これが本来の姿だ。
ところが、金融機関は、不動産の価格が上昇している場合、
もし、借り手がローンを払えなくなっても
差し押さえて転売する事で利益が出る。
とにかく多くの不動産を、多くの人に金を貸して販売すると
借り手が返せなくなろうと
不動産の値上がりの時代には、確実に多くの利益が出ることがわかっているために
担保を軽視してでも、誰にでもお金を貸したのだ。
しかも返済が始まった初期の何年かは
返済を少なく出来るという条件をつけたものだから、
われもわれもと、ローンを借りた人が増加した。
またこれに乗じて、金融機関は、担保が無くても、
書類に偽造までしてお金を貸しまくったのだった。
すなわち、ローンの返済能力がない人にまでわざとお金を貸したのだった。
しかし、何年か経過した後は、月々の返済額が急に増加する。
その時点で、まず第1段階として、返せなくなった場合は
家を差し押さえて、不動産を転売し始めた。
初期の頃は、転売すれば、不動産価格が上昇していたので
銀行は、利益を出せていた。
が、そのうち、不動産価格の急落となり、
返済出来なくなった場合は、転売すれば赤字となってしまったのだ。
だから、銀行は、バタバタと、つぶれる寸前になってきた。
すると、銀行は、優良な企業にお金を貸すことすら出来なくなった。
これが、何故、アメリカのみの銀行に、留まらなかったのかと言うと、
ここが大問題だった。
住宅ローンのみでなく、車のローンや、電化製品のローンなど、
ありとあらゆるローンをごっちゃ混ぜとしたローンの中に組み込んで
いいお金の投資方法として世界中の金融機関に売り込んだのだった。
世界中の、金余り現象で、投資の場所を、投資家は捜し求めていたのだから
アメリカが売り込んだ投資のチャンスは、絶好の投資場所と見えたのだった。
不動産を除くローンは、比較的順調な安全性の高い状態だった。
あまりにも多くの種類のローンの中に
このような危険な不動産ローンが混じりこんでいても
その危険性に各国の金融機関が、気がつきにくくなっていたのだ。
見方を変えると、アメリカ金融機関が、巧妙に仕組んだ罠を
世界中に仕掛けたように見える。
すなわち、どこが悪かったのかということは、明白なのだ。
返せるはずがない人に、わざと、お金を貸した事が悪いのだ。
この点だけの修正を法制化すれば、今後は未然にこのような不況を起こさなくて済む。
また、だまされたヨーロッパをはじめとした金融機関も
今後は一つ一つを厳しく判定し、慎重な投資先を探すことになる。
金融とは別に
アメリカに、世界の最先端の科学論文が集積されていく間は
アメリカが、世界をリードしていくことは間違いない。
この点を忘れない事だ。
結局、世界中の金融機関から投資されたアメリカへの資金は
アメリカの中で消えてしまった。
すなわち、その巨額のお金が、アメリカのどこかへ存在しているということだ。
おそらく、まわりまわって
アメリカの戦費へ消えていった。
すなわち、アメリカの軍事費として消費されたと考えられるというのは
考えすぎだろうか?
世界大恐慌が起きた。
このことから、もはや、自由経済手技が間違いだとか
アメリカをお手本とする事は終わりだ、とかと、言う極論を述べる人達がいるが
本当だろうか?
では、何故サブプライムローンが悪かったのだろうか?
住宅を購入するためにはローンを組む場合がほとんどだ。
現金で買える人などほとんどいない。
ローンを組むためには、その人が返済できる条件がある。
購入価格の2割の頭金を持っていて、年収の5倍までなら
お金を借りることが出来るなどと、一定の規則が本来ある。
その範疇の人にだけローンが適応される。
しかも、もしその人が、病気や事故にあったとき
返済不可能な事態となった時のために
保証人を立てるか、保証人がいない場合には
生命保険に加入させるかという担保をとった上で
金融機関は、お金を貸すことで、健全な運営が出来る。
金融機関は、ローンに利子を含めてもらうことで利益を生む。
この利益を、預金者へ、それより低い利子として還元する、
これが本来の姿だ。
ところが、金融機関は、不動産の価格が上昇している場合、
もし、借り手がローンを払えなくなっても
差し押さえて転売する事で利益が出る。
とにかく多くの不動産を、多くの人に金を貸して販売すると
借り手が返せなくなろうと
不動産の値上がりの時代には、確実に多くの利益が出ることがわかっているために
担保を軽視してでも、誰にでもお金を貸したのだ。
しかも返済が始まった初期の何年かは
返済を少なく出来るという条件をつけたものだから、
われもわれもと、ローンを借りた人が増加した。
またこれに乗じて、金融機関は、担保が無くても、
書類に偽造までしてお金を貸しまくったのだった。
すなわち、ローンの返済能力がない人にまでわざとお金を貸したのだった。
しかし、何年か経過した後は、月々の返済額が急に増加する。
その時点で、まず第1段階として、返せなくなった場合は
家を差し押さえて、不動産を転売し始めた。
初期の頃は、転売すれば、不動産価格が上昇していたので
銀行は、利益を出せていた。
が、そのうち、不動産価格の急落となり、
返済出来なくなった場合は、転売すれば赤字となってしまったのだ。
だから、銀行は、バタバタと、つぶれる寸前になってきた。
すると、銀行は、優良な企業にお金を貸すことすら出来なくなった。
これが、何故、アメリカのみの銀行に、留まらなかったのかと言うと、
ここが大問題だった。
住宅ローンのみでなく、車のローンや、電化製品のローンなど、
ありとあらゆるローンをごっちゃ混ぜとしたローンの中に組み込んで
いいお金の投資方法として世界中の金融機関に売り込んだのだった。
世界中の、金余り現象で、投資の場所を、投資家は捜し求めていたのだから
アメリカが売り込んだ投資のチャンスは、絶好の投資場所と見えたのだった。
不動産を除くローンは、比較的順調な安全性の高い状態だった。
あまりにも多くの種類のローンの中に
このような危険な不動産ローンが混じりこんでいても
その危険性に各国の金融機関が、気がつきにくくなっていたのだ。
見方を変えると、アメリカ金融機関が、巧妙に仕組んだ罠を
世界中に仕掛けたように見える。
すなわち、どこが悪かったのかということは、明白なのだ。
返せるはずがない人に、わざと、お金を貸した事が悪いのだ。
この点だけの修正を法制化すれば、今後は未然にこのような不況を起こさなくて済む。
また、だまされたヨーロッパをはじめとした金融機関も
今後は一つ一つを厳しく判定し、慎重な投資先を探すことになる。
金融とは別に
アメリカに、世界の最先端の科学論文が集積されていく間は
アメリカが、世界をリードしていくことは間違いない。
この点を忘れない事だ。
結局、世界中の金融機関から投資されたアメリカへの資金は
アメリカの中で消えてしまった。
すなわち、その巨額のお金が、アメリカのどこかへ存在しているということだ。
おそらく、まわりまわって
アメリカの戦費へ消えていった。
すなわち、アメリカの軍事費として消費されたと考えられるというのは
考えすぎだろうか?
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