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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

シンガポールから永田小耳症形成外科クリニックへ、

手術見学に来ている女医さんから、本日、いろいろなシンガポール情報を聞いた。

人口は、550万人。

多く使われている言葉でも4種類。

英語、中国語、マレーシア語、インド語などが使われている。

少数だが、日本語も使われていると言う。


シンガポールの人は、世界中で働いているそうだ。

だから、外国人と結婚する割合が非常に多いという。

2カップルに1カップルは、外国人と結婚するそうだ。


マレーシア系の人達はイスラム教の人が大部分である。

イスラム教の男は、4人の奥さんを持つことが出来る。

そのほかの宗教では、一夫一婦制である。


だからシンガポールの一カ国の中に

一人の奥さんを持つ家族と、4人の奥さんがいる家族とが混在している。


日本の中では、法律上、たとえイスラム教の人でも一人の奥さんしかもてないはずだが、

国際都市シンガポールでは、宗教の違いで、このような事が可能だから驚く。


そういえば、アラブ形成外科学会で、クエートに招待されて

小耳症デモンストレーション手術を行ったことがある。

その時、私を招待した医師に聞いてみたら、4人の奥さんがいるということだった。

クエートは、もちろんイスラム教の国だ。

イスラム教では、4人の奥さんの習慣がある事がわかったが、

それなら、逆に何故、5人以上は、いけないのかが、わからない。


また、シンガポールでは、

どこでもタバコをすって吸殻を捨てると罰せられる厳しい国だった。

しかし、現在は緩和されて、タバコをすえる場所がずいぶん増加して

ホテルにもスモーキングが出来るところがあるようになったそうだ。


チューインガムをかんだ後、吐き捨てると、罰せられるし

海外からチューインガムを持ち込むことも禁止されていた。

だから、シンガポールにはチューインガムを販売しているところは無い。

が、最近では、海外から買ってきたチューインガムは、かんでも良くなったそうだ。



シンガポール国立大学病院には、シンガポール人はもとより

ベトナム人、マレーシア人、バングラディッシュ人、インド人、フィリッピン人

など、周辺国から多くの患者さんが集まって来るそうだ。

だから、人口が少ないのに、小耳症の患者さんが多く集まるそうだ。


インドからシンガポールまで2時間の距離だから近いという事と、

物価が安いので、集まるということだった。

日本は物価が高いから、それらの国々の人達は日本に来ない、と話していた。


シンガポールも世界経済危機の影響を受けているが、

その影響は、まだ、比較的軽いとの事だった。













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