
2008年6月17日、耳垂残存型小耳症術前。

耳があるべき場所を赤で示す。

手術のデザイン。

皮弁形成および皮下ポケットの作成。

作成した3次元肋軟骨フレーム。

皮下ポケットの下に3次元肋軟骨フレームを移植したところ。

そして、2009年1月27日、耳立て手術日となった。
赤で示すのは浅側頭動脈の走行を示す。

耳立て手術のデザインを示す。

耳の後ろから支えて耳を立てるために、肋軟骨ブロックを作成した。
耳の後ろから、この肋軟骨ブロックで耳を立てておいて、
それを更に後ろから、生きた血管膜でカバーすることで
支えの肋軟骨ブロックを生かすばかりでなく、
耳の後ろをも含めてカバーすることで、
耳を頭からはがすことで低下した血行を増強する。
その血管膜の上に頭から薄く採取した皮膚を移植する。

手術後耳を頭側から見た所。耳が立っている。

耳を前から見た所。耳が本当に立っていることがわかる。
耳の腫れは血行が良いので入院中に引いてゆく。
その1
このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。
小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。
その2
このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。
耳介形成術による合併症
感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。
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