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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

本日、小耳症患者さんが2名無事退院となった。

それぞれに、2回の手術を済ませて耳が再建されての退院。


生まれた時から耳が無い状態で

幼児の時から予約を取って待ちに待ち、

10歳となり、

耳再建の手術日を迎える。

本人も両親も、緊張する時だ。


一回目の8時間の手術を受けて耳の表が完成する。

耳が出来上がっての退院。


更に、半年後、また8時間の耳を立てる手術を受ける。

そして本当に耳が30度の角度を持って立って晴れて退院となる。


10年もの長い間、耳が無かったのに、退院時は出来上がっているのだから、

患者さんはもとより、

ご両親の喜びも、ひとしおだ。


この時、私は、耳つくりの発展の仕事に生涯を尽くしてきて、

独自の手術法を開発した甲斐があったと感じる。

やりがいがあるからこそ

まだこの仕事を続けている。


明日は、2件の手術が予定されている。

「折れ耳」の手術と、「小耳症の耳立て手術」。


午前中に、2名とも入院となった。
















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