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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

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小耳症のため、かつて、
四国の大学病院で耳の再建術を行われたものの不幸な結果となっていた。
2008年6月に、再々建術を行う直前。DSC05668.jpg
耳があるべき場所と大きさを赤で示したところ。
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手術デザイン。

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移植されていた肋軟骨フレームを摘出したところ。タンザー法のフレームの形である

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新たに作成した永田法の3次元肋軟骨フレーム。

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皮膚弁形成したところ。

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永田法の3次元肋軟骨フレームを移植したところ。

そして、2009年4月21日の耳立て手術日を迎えた。
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耳が再々建されている。
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耳立て手術のデザイン。
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1枚目の血管膜が破壊されていたので、2枚目の血管膜を起こしたところ。
耳を後ろから支えて立てるための
肋軟骨ブロックを作成した。
頭からあらかじめ薄い皮膚を採取した。
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手術直後耳を上から見た所。耳が立っている。
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耳を前から見た所。耳が立っている事がわかる。

その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。















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