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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

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2007年11月22日・術前。
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耳があるべき場所を赤で示す。
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デザイン
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作成した3次元肋軟骨フレーム。
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皮弁形成および皮下ポケット作成。
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皮弁の状態を示す。
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3次元肋軟骨フレームを移植したところ。

患者さんは、両側小耳症のために、この時点では、
日常会話を行うために補聴器を必要としていた。
その後、アメリカのバージニア大学耳鼻科で、聞こえるための手術を受けた。
その結果、補聴器無しで、日常会話が出来るようになった。すなわち、聞こえるようになった。
そして、2009年4月23日の耳立て手術日を迎えた。

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耳が完成し、耳穴も完成している。
補聴器無しで聞こえるようになっている。
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耳立て手術のデザイン。
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血管膜を起こしたところ。
耳を後ろから支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
あらかじめ頭から薄い皮膚を採取した。
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耳が立っている。
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耳が立っている。
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側面の状態を示す。
耳の腫れは、入院中に引く。












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