FC2ブログ

永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

本日は、作り直し手術を行って入院していた小耳症の患者さんが

見違えるような耳となって、無事退院となった。

半年後の耳立て手術を予約されてお帰りになった。


代わりに、明日の

再々建術後の耳立て手術予定の小耳症患者さんが入院となった。


このように、他の施設で数回の耳再建手術を受けたものの

不幸な結果となり、作り直しを希望する患者さんが

毎年毎年増加している。


他にも、本日外来に来られた患者さんは、

かつて大学病院で手術されたものの

次第に変形萎縮してくる耳となっている状態だった。


タンザー法もどき、ブレント法もどきの方法で再建された耳は、

耳を立てる手術ではなく、単なる耳分離手術で

耳を立てる事が出来ないばかりか、耳の血行が悪くなり、

長期に見ると、移植肋軟骨が吸収されて融けて萎縮する運命の結果を招いている。


すでに1985年頃から永田法を、国内学会や

1887年国際学会で報告しており、

1992年以前から、私は、このことを学会でも報告していたし、

世界の論文としてアメリカ形成外科学会誌や、

形成外科医が学ぶためのアメリカのテキストにも執筆してきたが、

まだまだ、いまだに、このような患者さんたちが増加しているのは

日本の形成外科医達の勉強不足と言うことだ。


いまだに、タンザー法もどきの手術や、組織拡張法の手術を行っているところがある。

アメリカのテキストには、これらの従来の手術を何故やってはいけないのか解説している。


もはや、欧米では、永田法を行う形成外科医が主流となっている。

細部まで正常な耳の形態が再建可能で、再建した耳を本当に立てる事が可能なのは、

永田法が唯一の方法であることが理解されたばかりでなく

耳への血行が、最も良くなるので、移植肋軟骨が吸収される事がなく、

術後も、最も変形が起こりにくい方法と理解が進んだから、

欧米では、永田法が主流となった。



しかしながら、現在、

いまだに国内の他の施設で作られた耳のほとんどに、

作り直しが必要な状態となっている。

その結果、当院へと、作り直し希望の患者さんたちが集中している。


そもそも、耳を再建する手術は、

形成外科分野の中で、最も困難な手術であると言うことを

あらゆる意味で、認識しておくべきだ。
















管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
https://acrejuvenation.blog.fc2.com/tb.php/2637-c8775bdf