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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

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都内の某病院で手術を受けたが、耳が全体に前に傾いている。
いわゆる前傾耳となっている。
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耳があるべき場所を赤で示している。
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手術デザイン。
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耳の後ろから切開した。
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耳の上半分を後ろへ移動したところ。
すると耳の前方に、深い陥没欠損が出来た。
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耳の裏側から起こしてきた2枚の皮弁を示す。
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耳裏の皮膚を移動して耳の前の欠損をカバーする
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耳前方の深い欠損を埋めるために肋軟骨を採取し加工した所。
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深く陥没した耳前欠損部に肋軟骨移植を行った。
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皮弁を、全て縫合したところ。

その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。



永田先生は肋軟骨で完璧なフレームを作った耳しか作らないのかと思っていましたが、このような修正手術もしてくださるのですね。
ある程度耳の形がある人で、完璧な耳の形よりも体の負担が少ないことを重視するひとなら、このような手術が合いそうですね。

2009.06.10 08:24 URL | 耳子 #- [ 編集 ]

耳の位置を修正することは困難な手術です。
なぜならば、耳を生きたまま移動すると言うことが困難だからです。
安易に移動すれば耳全体が死んでしまう恐れがあるからです。
どこまでが血行上、安全に移動できるのかを熟知しておかなければ、逆にこの手術は、通常の形成外科医では、簡単に行えるものではありません。
ですが、耳の位置が間違った状態のままでは、非常な違和感があります。
患者さんはまずこの点が最も気になるところでもあります。
この手術では、耳を移動した事で生じた組織欠損部をどのようにカバーするのかが、非常に重要なことです。
結局、朝から初めて夕方までかかる手術となりました。
結局は、耳の位置が正常となり、耳輪脚まで再建できていますから、腫れが引くと
違和感のない耳となります。

2009.06.10 14:02 URL | サルトル #- [ 編集 ]

お返事ありがとうございます。
素人が見ると簡単そうな手術に見えても、実際には永田先生の知識・経験・腕前があっての難手術だったのですね。
いつも新しい手術や、困難な症例に真っ向から挑戦する永田先生、心から尊敬し応援しております!
これからも頑張ってくださいね。

2009.06.10 15:01 URL | 耳子 #- [ 編集 ]













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