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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

ある日の手術日、ナースの私は慌てていた。
手術が終わったら回診をする予定だったのだが、手術が順調に進み、
予定より早めに終わりそうだという。
なんとまあ、まだ、通常の業務が終わっていないのに。
おお急ぎで片付けないといけないのに、
○先生が、いない。

○せんせ~。
あっ、ご飯食べてるっ。
せんせ、早く食べて!

あっ、じゃっ今すぐ行きますっ。
途中で立ち上げりかけるので、

せんせっ。子供みたいに途中でやめないで、
ちゃんと食べてくださいっ。
でも早くたべてっ。
と叫んでいたら
突然 、○先生様子がおかしくなった。

○せんせ、肉食獣みたいに口が血だらけ!
急いで食べようとしたら、口のなかを噛んだと・・・?

何時も人を食った事ばかり言ってるくせして、
本とに自分を食っちゃった。
真っ赤になったテッシュをみて、
麻酔のHせんせいは、
「私が縫ってあげましょうか?」とクールにひとこと。

○先生大きな口をパカンと開けて、
みんなに見せて回るので、
ああ、人間の口ってこんなに大きく空くのねえ。
意外ときれいな歯並びだった。
しかし、特に見たいものでもない。

わたしは※かばの歯磨き※を、連想した。

いや、かばって草食動物だったっけ?



 
















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