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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

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以前に第1回目肋軟骨移植術を行った小耳症で、


 


本日第2回目耳立て手術です。


上の写真のように頭の皮膚の下から血管膜を起こしておきます。


耳の後上方から、かすり傷程度薄い皮膚採皮しておきます。


肋軟骨を組み合わせて半月状肋軟骨ブロックを作成します。「写真の下の白い物体


 


この状態では耳と血管膜との間に1センチメートル隔たりがあるので、


次の写真のように


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直前から血管膜を出してきます。


この血管膜は浅側頭動静脈により栄養され非常に血行の良い組織です。


この状態でも先端まで血が通い、しっかりと生きています。


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上の写真のように耳と頭の間に、


白い半月状肋軟骨ブロックを移植して


耳を立てます。


これで初めて耳が立つのです


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耳を上から見たところです。耳が立っています。


この肋軟骨はこのままでは、空気にさらされて死んでしまいます


ですから、これを、生かすために血管膜を起こしていたのです。DSC02930.jpg


半月状肋軟骨ブロック・耳の後ろ・側頭部全体を含めて、


上の写真のように全て血管膜でカバーしたところです。


こうすることで、移植した肋軟骨が生きる事が出来るというだけでなく


耳そのものの後ろからも、毛細管が入り込み、血行状の増強をします。


だから、融けない耳ができるのです。


これが最も重要な事なのです。


 


従来法では植皮術だけの手術なので、耳は絶対に立たないだけではなく


耳への血行が不足して5年10年


経過するごとに耳の中に移植した肋軟骨が融けてきて


耳の萎縮変形の原因となっていました。」


 


また側頭部はをはがしたところで陥没していますので、


平らにするためにも血管膜でカバーするのです。


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耳を上から見たところです。耳が立っています。


耳の後ろから移植肋軟骨まで管膜でカバーされています。


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血管膜の上に耳の後上方の


かすり傷のある所から採った薄い皮膚を、


写真のように移植します。


すると耳の後ろも、耳と色が同じとなりますし耳が立ちます


耳の後ろに移植した皮膚は薄く毛根を含まないため


耳の後ろから毛は生えないのです


 


また頭の皮膚を採った部分は、かすり傷なので


きれいに治って、髪の毛が生えてきます。



髪の毛が生えると、傷は全て髪の毛の中に隠れてしまいます。



肋軟骨採取は、前回手術時の


4センチメートルの同じ傷を切って採取していますので、


体には、片方の胸に、たった4センチメートルの


目立たない1本の傷しか残らないために、


ビキニが着れます。



「従来方では


足の付け根や、胸や、お尻からの皮膚を採皮して移植していたので


色が違っていました。


また体に数多くの傷を残していましたので、ビキニも着れませんでした。」


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耳を上から見たところです。耳は立っています。


頭の切った所は縫合して1日だけ、血抜きの管を入れておきます。


このように、頭と耳とを分離しただけに過ぎない従来方全く異なり


永田法だけが、


耳を本当に立てることが


出来る方法なのです


耳立て術に関しては、このブログに、以前書いてある部分も参考にしてください。


2月16日・14日・6日・2日・・・・1月20日・13日・・・・12月27日・13日



その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。















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