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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

科学技術力の恩恵を受けて

日本の景気は成り立ってきたと言っても過言ではない。


政治的に予算削減の目的で、仕分け作業が行われており、

科学研究分野に対する予算削減問題がクローズアップされている。

ノーベル賞受賞者たちが、総理大臣に、面会し、科学に対する研究費の重要性を訴えた。


もちろん研究費は多いほうが良い。

しかし、どのくらい研究費を出せば結果が出るかは不明でもある。

莫大な研究費をつぎ込んだのに、全く結果が出ないこともある。


逆に、全く研究費などなくても、世界1の分野を生み出す領域もある。


すなわち、限られた予算の中で、最も効率的で重要な研究費の配分は、

本当に能力のある研究者に

研究費が回るようにすることが最も重要だ。


それには、科学者の能力を見抜いて能力がある研究者へ予算を回す必要がある。

誰がその能力を正しく判断できるのかが問題だ。


国は、その能力を見抜く力がないので、それぞれの学会とか大学に

その判断を丸投げ依頼している。


学会や大学が、それを正しく判断できていれば問題はないが

往々にして、学閥の体質や大学や学会幹部の政治力が、

新の科学力とは、はるかに異なるところで研究費配分がなされている場合が多い。


公的な研究費など全くもらってもいないのに

世界的な研究者となっている科学者もいる。


国が、自らの能力で、世界的な新の科学者が、誰なのかも把握できていないようでは

いつまでも、このような丸投げの研究費の無駄なバラまきが、なくなりはしないだろう。


日本人だけで構成する学会が発行する学会誌に日本語で書かれた論文のチェックだけでは、

世界との比較は、全く出来ないのだ。

そもそも日本のジャーナルそのもののレベルが世界基準に達していない場合も多い。


世界的な論文ジャーナルにおいても、後世まで長く残る重要な論文もあれば

1ヶ月で消えてしまう論文もあるし、ねつ造した論文だと後で発覚することもある。


世界的な科学力は、世界中の科学論文を比較して、はじめてその価値がわかる。


一般的にレベルの高い科学ジャーナルは、

世界の一線の専門分野別の論文審査員をそろえており、

投稿されるハイレベルの論文を、複数の第一線の科学者の目で、チェックを行っている。

よって、常に、世界に役に立つ優れた論文のみが掲載される。


レベルが低い論文ジャーナルは、

論文審査員のレベルが低いばかりか人材不足のために

審査員の専門分野以外の論文審査まで行わなければならない。

その結果、正しい論文レベルの価値が理解できず、

さらに、学閥や政治的な判断まで絡んで、低レベルな論文しか集まらなくなる。


特に医学に関する科学ジャーナルのレベルは、インデックス・メディックスにおいて

世界的にトップから順に点数化されている。

その中に、日本のジャーナルは、残念ながら、圏内にも入っていないか、

入っていたとしても、最低ランクの場合がほとんどだ。















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