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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

今回、インド・ニューデリーで行われた国際形成外科学会は第15回目となる。


本来、これまでの国際形成外科学会は、4年に1度行われてきた。

次期学会の会催国決定は、立候補国の中から、それぞれの国が演説後

学会の最中に選挙で決定していた。

オリンピックの開催国決定方法に一部似ている。


実は、2年前には、このブログでも書いたように、ドイツのベルリンで開催された。

その4年後は、カナダのバンクーバーで行われる予定と決定されていた。


だから日本国内の形成外科医にしてみれば

今年は予想外に突然、インドが国際学会を開いたように遷るのだが、

実は、そうでなく、2年前のドイツでの国際学会の際に、すでに私は

今回のニューデリーへ「小耳症講演」を依頼されていた。


だから少なくとも3年ほど前から

国際学会本部はニューデリーでの国際学会開催を承認していた、と言う事になる。


しかも、それ以前の国際形成外科学会では、

巨額の出費をしていたアメリカ合衆国が、出資を大幅に行わなくなったこともあり

学会開催地決定方法のルールも大きく変更された。



ドイツで開催された学会では、日本人形成外科医の出席数が急速に少なくなっていたために

今年の学会の事を日本はあまり知らなかったようだ。


しかし世界は動いていた。

今年ニューデリーでの国際形成外科学会は、ロシア、中国をも含めて、

世界中から形成外科医が1200名以上も集まる盛大な学会となった。


それに比べて、日本人形成外科医師の口頭発表者は、ほんの5人ほどだった。

わずか1ヶ月ほど前にアジア太平洋形成外科学会が日本で開催されたばかり

という事情もあるのだが、

それにしても、あまりの少なさだった。


その2年前のインド・ムンバイで開催されたアジア太平洋学会においても、

日本人形成外科医は極端に少なかった。



実は、私が初めて国際形成外科学会に出席して

「新しい小耳症手術」を発表したのは1987年だった。


その当時の開催地が、なんと、ニューデリーだったのだ。

その時は、もちろん一般演題としてエントリーしての発表だったので

わずか8分の発表だった、が、反響は大きかった。


その後、4年に1度の国際学会を重ねるごとに、

開催地が横浜、サンフランシスコ、シドニー、ドイツへの順で移り、

発表時間は、学会からの依頼で20分から30分へと、次第に伸ばされていった。

つまり、小耳症部門でラウンドテーブルディスカッションやパネリストへと

発表形態が変化して行った。


今回のニューデリーでは、1時間の小耳症マスターコースを依頼された。

形成外科領域で他部門を含めて、総計で22のマスターコースが行われた。


















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