
2009年7月14日、小耳症術前。

耳があるべき場所を赤で示す。
ローヘアーラインを伴う小耳症である。

手術デザイン。

頭から血管膜を起こした。
頭からあらかじめ薄い皮膚を最初した。

耳があるべき場所に生えていた毛根部を切除した。

耳たぶ用の皮弁形成の状態。

肋軟骨を胸から4本採取し、パーツを6個作成して、ワイヤーで組み合わせ
作成した3次元肋軟骨フレーム。

フレームを移植した。

上半分は血管膜でカバーし、
下半分は皮弁でカバーした。

血管膜の上に頭から採取した皮膚を移植した。

そして、2010年2月12日耳立て手術の日を迎えた。
髪の毛が生えない耳が再建された。
その1
このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。
小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。
その2
このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。
耳介形成術による合併症
感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。
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