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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

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2009年7月14日、小耳症術前。
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耳があるべき場所を赤で示す。
ローヘアーラインを伴う小耳症である。
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手術デザイン。
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頭から血管膜を起こした。
頭からあらかじめ薄い皮膚を最初した。
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耳があるべき場所に生えていた毛根部を切除した。
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耳たぶ用の皮弁形成の状態。
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肋軟骨を胸から4本採取し、パーツを6個作成して、ワイヤーで組み合わせ
作成した3次元肋軟骨フレーム。

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フレームを移植した。
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上半分は血管膜でカバーし、
下半分は皮弁でカバーした。
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血管膜の上に頭から採取した皮膚を移植した。
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そして、2010年2月12日耳立て手術の日を迎えた。
髪の毛が生えない耳が再建された。

その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。















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