fc2ブログ

小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

永田小耳症形成外科クリニックで土曜日は、

午前中も午後も外来日。

寒い中にもかかわらず、小耳症で通院中の患者さんたちが

多数来院された。


別に、新患の患者さんは、午前中に1名。午後に1名来院された。

それぞれに、約2時間をかけて手術法の説明を行った。


2時間の説明をすると、

説明を聞くほうも、するほうも、へとへととなるが、

この説明を行って始めて、

小耳症手術というものが

ようやく初めての患者さんには理解できるようになる。


タンザー法とはどういうものか?

ブレント法とはどういうものか?

永田法とはどういうものか?

客観的な資料や、画像も、お見せしながら説明を行っている。

これらの手術結果が、あまりにもレベルが異なることに驚かされている。


これらをしっかりと踏まえることが出来ると、

ようやく耳の再建術がいかに困難なことなのかが、

理解が出来るようになる。


理解できた患者さんたちは、

当院へ、わざわざ遠くから足を運んだ甲斐があった、と思っていただけるようになる。

だから、時間はかかっても、

初診の患者さんたちには、2時間もの説明を行っている。





















管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
https://acrejuvenation.blog.fc2.com/tb.php/2957-77e8f79c