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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

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2009年7月21日。特殊な形態の小耳症術前。
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耳があるべき場所を赤で示す。
耳たぶが前傾している。
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皮弁形成および皮下ポケット作成。
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3次元肋軟骨フレームの作成。
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皮下ポケットに、3次元肋軟骨フレームを移植した。
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そして、2010年2月19日。耳立て手術の日となった。
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手術のデザイン
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肋軟骨ブロックを移植して、耳を後ろから支えて耳を立て
それを生かすために血管膜で、耳の後ろをカバーしたところ。
これで、耳の血行も良くするので、術後長期経過しても、移植肋軟骨の吸収が起きなくなる。
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血管膜の上に、頭からあらかじめ採取しておいた薄い皮膚を移植した。
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耳が立っている。血行を補強しているので、耳の腫れは入院中に引く。


その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。















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