
2009年7月21日。特殊な形態の小耳症術前。

耳があるべき場所を赤で示す。
耳たぶが前傾している。

皮弁形成および皮下ポケット作成。

3次元肋軟骨フレームの作成。

皮下ポケットに、3次元肋軟骨フレームを移植した。

そして、2010年2月19日。耳立て手術の日となった。

手術のデザイン

肋軟骨ブロックを移植して、耳を後ろから支えて耳を立て
それを生かすために血管膜で、耳の後ろをカバーしたところ。
これで、耳の血行も良くするので、術後長期経過しても、移植肋軟骨の吸収が起きなくなる。

血管膜の上に、頭からあらかじめ採取しておいた薄い皮膚を移植した。

耳が立っている。血行を補強しているので、耳の腫れは入院中に引く。
その1
このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。
小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。
その2
このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。
耳介形成術による合併症
感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。
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