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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

本日午前中は、

海外からの小耳症患者さんからの診察を受けに来たいと言うメールや

海外の形成外科医から小耳症手術見学をしたいと言う問い合わせのメールに対する返事

などに応答する作業に時間を取られた。


その後、小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

そして明日、小耳症手術予定の患者さんが入院された。


午後からは、外来の時間。

小耳症で新患の患者さんが2名来院されたので

同時に、手術法の説明を2時間ほどかけて行った。


2名と言っても患者さんは子供さんなので、ご家族がついてこられている。

2家族一緒に説明するとなると、

外来診察室が通常より広くなければならない。


しかも、画像を供覧しながらの説明なので、皆が良く見えるようにするために

大き目のコンピューター画面が必要となる。

このような特殊性が小耳症専門クリニックには必要となっている。


私が勤務医だったころには、大きな病院であっても、

通常の病院の外来では、それが不可能だった。

外来のたびに、自分のノート型コンピュータを外来に運んで行って

毎回セッティングしなければならなかった。

ノート型パソコンは、画像が小さいので複数の患者さん達が、見ずらかった。


開業して良かった点は非常に多いが、

そのうちの一つとして

このような点を考慮に入れた外来を、設計しておいたので

小耳症の患者さんのために、便利な外来となっている。













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