FC2ブログ

永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

老夫婦が二人とも寝たきりとなる。


枕元に緊急用の電話が置かれているが、それを使えない。


古びた一軒家のカーテンも引かれたまま。


介護職員が見回りに来る。


家の鍵は介護職員が持っている。


鍵を開けて家に入った介護職員が看護婦と共に事務的仕事に取り掛かる。


何十にもつけたオムツを取り外し


入浴介助をする。


その間に簡単な問診を看護職員が聞く。


「すまんなー、動けなくて。」と、おじいちゃん。


入浴がすみ体を拭いてかろうじて床ずれが出来ずにすんでいる事を確認し


又オムツを幾重にも重ねて、寝巻きを着せてねかせ、お布団を何枚も重ねる。


こうして夫婦2人又布団の中。


カーテンは閉められ、介護職員は外から鍵をかける。


せいぜい45分で終了。


1日に10件を回る介護職員はこのくらいの時間しかかけられない。


次の家へと車に乗り出発となる。


この老夫婦は、歩けもしないので、冬でも暖房を付けられない。


誰かが暖房をつけても、帰った後に暖房を消せないので、


ただ何十にも布団を重ねられる。


息苦しいだろう。


排尿や排便で布団が汚れないように何重にもオムツを当てられる。


床ずれにもなりやすいだろう。


カーテンも閉めっぱなしで、じめじめするだろう。


そして二人寝たきりで鍵をかけられている。


地震や火事がおきれば、一巻の終わりだ。


タンが詰まれば、窒息死。


いつも不安な老後だろう。


これが日本の関東の老人福祉の現状である。


かつて、戦争時代から長い間苦労して日本を支えてきた老人に


こんな貧弱な不安だらけの形式だけの老人ケアー。


これでいいはずがない。


少なくとも寝たきり老人は10組一箇所でケアーすれば


少なくとも、8時間誰かが面倒見れるだろう。


入浴介助施設があれば、介助もしやすいだろう。


暖房も入れてあげられるだろう。


看護職員も増やさずにすむだろう。


道路はもう作らなくて良いから


介護施設を作ればよい。あるいは、


生徒数の減少で廃校になった校舎を利用したり


国が無駄に多く作った赤字の保養施設を


この為に使ったりと、行政はもっと頭を使うべきだ。


現状はひどすぎる。


このままでは、あなたも、そんな老後となりますよ。


 


お金持ち用の何千万もかかる費用を払える人のための


介護施設の事は例外だ。そんな施設はほっておいて良い。


経営者が金儲けする施設だから。


 

これが、現実なんですよね…ゾットします。
介護者が居たとしても、その方もご老人…。介護者が倒れたら、いったいどうなるのやら…。
病院では、処置の仕方も新しい方法でケアを受けられるが、「えっ、今どきこんな方法で処置してるのぉ~?何年前の方法よ!!よけい悪くなるよ!」と驚かされる事もありましたよ。
今の日本の老後は、改善しなければならないことだらけです。

2007.02.28 17:30 URL | カルメン #- [ 編集 ]

Reカルメン様へ
いわゆる、病院から老人を締め出す国家政策によりこのような事態となっているのだから、お金の無いねたきり老人に対する受け皿を用意すべきなのですね。

2007.02.28 21:33 URL | サルトル #- [ 編集 ]













管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
https://acrejuvenation.blog.fc2.com/tb.php/304-bbc044a7