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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

気がつけば7月11日となった。

小耳症治療に取り組み始めてから、約30年の歳月が経過しようとしている。

一口に30年といっても、

振り返ると、Tanzer法やBrent法では

いろいろ不可能だった耳介の細部構造再建のすべてを可能にし続けた長い歳月とも取れるし

あっという間の30年のようにも感じる。


特に私の小耳症手術法がアメリカ形成外科学会誌の巻頭論文となって以来

これまで数え切れない国々からの形成外科学会や国際形成外科学会や大学からの依頼を受け

世界中を駆け巡り、教育用デモンストレーション手術や講演を行い続けてきた。

その間においても常に細かな進歩を継続し続けて

ようやく現在では

世界の形成外科医が永田[Nagata]法と言って認識し

欧米各国をはじめ世界中に広まってきた。が、


むしろ私の足元である日本の方が、いまだ遅れている。

一度大学病院などで手術を受けたものの

いまだに、再々建手術を求めて

永田小耳症形成外科クリニックへ来院される患者さんが多い事実が

その事を物語っている。


各種手術の中で、再建という分野は、創造という最も人間にしかできない高度な分野である。

体表再建の各種再建手術の中で

耳介再建術は、そもそも正常な耳介形態そのものが体表器官の中で最も複雑な形態ゆえに

最も困難な手術とされている。


この30年を耳介再建術の進歩一筋に歩んで来て

2000耳介を超える耳介再建の経験を積み重ね

ようやく各種の小耳症のみでなく

従来法では不可能だった無耳症さらにローヘアーラインを伴う症例においても

正確な形態の耳介再建を可能とした。


永田法は、前述したすべての耳介再建術を学問体系化でき、

されに、それらすべての進歩した手術法を応用し、

あらゆる耳介再建手術後の再々建手術をも可能としている。


長いようで短かった30年でもある。












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