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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

外国から来た見学者の先生は、先週で一人が帰国された。
もう一人の先生は女性で、今週もう1週間滞在される。

大変熱心で、土曜日もやって来られた。
前日、通訳さんから、 
「観光をしたいと言っているが、どこを勧めたらいいですか?」
ときかれていたので、
てっきり土曜日はお休みだと思っていた。

まあ、大変。
お昼ご飯を頼んでいない。

彼女は、先週1週間は、お昼は院長や入院患者さんと同じ、給食を食べている。
土曜日は、いつも医局で簡単に作って食べているので、
そのつもりでいたのだが、どうしよう。

暑くて外に出たくも無かったし、準備もしてあったので、
ソーメンを作って出した。
口に合わなくても仕方ない。
食べてくれ。

「おいしい」と英語で言って食べてくれたが、
なぜかハムの千切りは残っていた。

おわんの出汁はほとんど残っていた。

は!もしかして、お箸でそーめんは、難しかったのか?
悪い事をした。

しかし、
「シンガポールではうどん、すし、そーめんの日本食はよく食べる
日本では日本食は食べない」
と言っていた。

「WHY?」
しかし、返事は無かった。

時々会話のなかに日本語の単語がまじる。
「ニホンジン」が英語のなかにまじると、
え、なんて意味だっけと考えてしまう。

苦しい異文化コミュニケーションだ。
  













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