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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

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耳の上が頭の皮膚に埋まっている状態を、埋没耳という。
耳を頭側から見たところ。耳が埋まっているので眼鏡やマスクがかけられない。
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埋没耳の側面像。
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手術のデザインを示す。
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手術のデザインを示す。
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皮弁を起こして耳介軟骨を出したところ。耳輪が収縮している状態。
ピンセットで持っているのは耳甲介部より採取した耳介軟骨。
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採取した耳甲介軟骨を耳輪軟骨の内側に移植して
収縮していた耳輪を丸くなるように広げた。
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皮弁を縫合したところ。
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耳を上から見たところ。
耳が頭から立っている。
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耳を前から見たところ。眼鏡やマスクがかかる耳となった。

この手術の後に、鼻の変形に対する肋軟骨移植術手術を行い今週の手術をようやく終了した。


先々週、1週間、韓国からの留学生が当院の小耳症手術見学を行って帰国したばかりだが
この2週間イギリス・バーミンガム大学から手術見学に来ていた留学生も、
いよいよ明日帰国予定だ。
来週も、またまた海外「マレーシア」の大学病院から新たな留学生が3週間
永田小耳症形成外科クリニックの小耳症手術を見学しに来院する予定となっている。

と、机を見るとドイツの大学病院の形成外科医師から手紙が届いている。
やはり手術見学に来たいとの事だった。


このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。
















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