fc2ブログ

小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

最近
「もうすぐ手術予定なんですが、インフルエンザの予防注射をしていいですか?」
というお電話が、多くなった。

予約表にも書いてあるけれど、
「手術の1ヶ月前からは予防注射はしないでください。」

なぜなら、予防注射は、「免疫力」を弱めるから。

たとえば12月1日に手術予定の人は、10月31日までに予防注射を受けましょう。
ということです。

2回接種が必要な方は、ちょっとたいへんだよね。

実際インフルエンザで手術が延期になる方が、年に2,3人は必ずいて、
なかには入院したその日から熱が出て、
泣く泣く大きな荷物を持って家へ帰った方もいる。

悲劇だ。

だから予防注射は受けて頂きたいのだが、
なかなかに難しい。

当クリニックでも、毎年職員は予防注射をしています。
自分がかかって、みんなにうつさない様にね。

○先生。
毎年必ず抵抗する。
だから今年は予定より早めに告知した。

「せんせ、今日、インフルエンザの予防注射しますよ」
「お風呂に入れないからだめです。」
「インフルエンザの予防注射してもお風呂に入っていいんですよ」

昔は予防注射したらその日はお風呂に入るなと言われてた。
今はそんなこと言わない。

「日曜日にマラソン走るからだめです。」
「当日の激しい運動は禁止です。走るのはあさってじゃないですか」

以前から、「熱がある」とか、「藤沢でやります」とか、
いろいろ言って逃げられてる。
もうその手には乗らない。

「じゃあ火曜日にやりますからね」と言ったのだが、
今日メールがきた。

向こうのクリニックでやると言うが、本当だろうか。
「やった証明書もっていきますわ!(笑)」
とあるが、
「証明?誰が作るの?」
と言う問いには、
「気持ち!」
と返事が返ってきた。

















管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
https://acrejuvenation.blog.fc2.com/tb.php/3278-c5ae6e97