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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

夕食の準備で、白身の魚の下ごしらえ。
ピンセットで細い中骨を抜いていく。
一本一本ていねいに、集中して・・・息を凝らして・・・

あれ?
この感じ、どこかであったけど。

そうそう、そういえば、
クリニックで、院長が患者さんの抜糸をする時とよく似てる。

患者さんの抜糸と、魚を一緒にするなんて、失礼もはなはだしいけれど、
でも、こんな感じ。

昨日も耳立ての手術をした患者さんが、抜糸をする日だったので、
抜糸をおこなった。

糸を抜くだけで18分もかかったので、
院長はずっと集中しっぱなしで、
一本一本ていねいに集中して、息を凝らしていたけれど、
その間、ずっと動かないで我慢していた患者さんも、
えらかった。

患者さんはまだ10歳くらいの子が多いので、
途中で動きだしてしまう子もいるし、
気分が悪くなって、顔色が悪くなる子もいる。
(なぜか、男子のほうが多い)

でも、抜糸に18分かかったと言うことは、
縫う時はその何倍もかけて縫ったと言う事です。
それが、手術のたびに何時間もつづくのだから、
自分の亭主ながら、
この人、ちょっと、××○○じゃないの?
と、思ってしまう。

先日の節分では、恵方巻きをかったので、
「ねえ、切らないでそのまま食べるのよ」と言ったら、
「切らんと食われん」と言って自分で切って食べていた。

医局にはあまり上等でない包丁が一本あるきりなのに、
きれいに切ってあった。

「あ、海苔巻き切るの、上手ねえ」
といったら、
「切るのは慣れとっと。こうして引くようにして切るの。
押したらだめ。手術といっしょ」
と言った。

患者さんと海苔巻きをいっしょにしたら、
またまたダブルで失礼な話だが、
ははあ、なるほどなあ、と感心したしだいです。





















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