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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

読売新聞の記事によると、救急病院が最近激減しているそうだ。


原因は、医師不足と書いてある。


おかしい、医師の養成数は、とっくの昔に解消出来ると言っていたはずだ。


私が受験する時には、2つの県に1校しかない時代だった。


しかしその後、1つの県に1校以上も医学部を増やしたために


とっくの昔に必要数を超えると言われていた。なのに、なぜなのか?


私の時代は、医学生の女性は1割以下だった。


現在は4割にもなっている。


たとえ、女医が出産で一時的に医者を休止しても、


そこまで不足するはずが無い。それでは原因はなんだろうか?


新たな研修医制度は、研修医に給料を出す事で病院固定となった。


すなわち、科によっては、ほかの病院でのすぐれたところを見てまわりたくても


他の病院を回って研修を受ける事が出来なくなった。


研修医は大都市の病院嗜好となった。


大都市の大学病院か、大都市の大病院で研修を受けたがるようになったため、


地方大学には卒業しても研修医が残らなくなった。


そこで、地方大学は、関連病院へ派遣していた医師を大学へ呼び戻した。


すると、まず、地方病院は医師の人手不足となった。


残った医師に仕事のしわ寄せが来て、体が持たなくなり


残っていた医師も辞めて都会へ帰った。


ベット数に対して規定以下の医師数となった病院は


救急指定を返上する事になった。


救急車は、山梨県から東京まで患者を運ばなくてはならなくなった。


3時間をも要するため、山梨県の救急車不足となり患者を運べなくなった。


GDP世界第2位の国としては、全く変なのではないだろうか?


気がつけば、急病になっても行く病院が無い状態でいいのですか?皆さん。


簡単に死ぬ事に直結しますよ?


そして今年もこの傾向はもっと顕著になっていく。


この原因が研修医制度の転換だけなのだろうか?


全く違う。厚生省は根本問題がわかっていないようだ。


 

開業を認可制じゃなく許可制にすれば解決しますねえ

2007.03.21 23:28 URL | ・・・ #- [ 編集 ]

病院の開業は今でも都内中心部には出来ません。ですから、病院の自由競争も出来ません。そんなに簡単には全く解決の出来ない問題なのです。許可制にすれば、もっと問題は複雑化します。必ずしも優秀な若手の医者が許可されるとは限りません。老人医師の既得権が守られることになります。そうすると逆に都会は、時代遅れの医療になりかねません。

2007.03.22 01:28 URL | サルトル #- [ 編集 ]













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