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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

夏休みなので、外来が混んでいる。
小耳症専門施設なので、小耳症の患者さんがほとんどだから、
外来の患者さんは、そう多くもないのだが、
さすがに今の時期は、忙しい。

土曜日も初診の患者さんが3人来られ、
長い説明が、あった。

いろいろな資料を見てもらいながら説明するのだが、
その資料が、机の上で、ごしゃごしゃになっている。

肋軟骨の模型は、先日ついに千切れてしまったので、
ボンドでくっつけようとして、失敗した。

文献は、院長が勢いよくページをめくるので、
ボロボロでちぎれている。

以前は少しでもきれいにと思って、いろいろ工夫したのだが、
院長は
「ちゃんとわかるごとなっとる!触るな!」と怒るので、
今はあきらめた。

それでもその説明で、皆さん納得されて予約を入れて帰られるので、
ま、いいかな。

医局の院長のデスクも、だんだんすごい事になってきた。
机の上に、こんなに物を置くなら、いっそのこと机ではなくタンスにしたらよかろう。
もう一度あの地震が起きたら、間違いなく、医局はファイルだらけになる。

今は自分の机の上で作業は出来なくなり、
空き机で作業しているが、その机の上も、だんだん空間が少なくなってきた。
なんだか毎週、物が増えている。

院長のパソコンの画面も、なんだかいっぱいになっている。
お気に入りなんて、たぶん100以上の項目があるだろう。

小耳症とお気に入りに登録したって、捜せやしない。
院長のパソコンは、完全に、アナログ化している。

デジタルをアナログ化できるのは、特殊技能というべきか。












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