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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

この30年近くも給料が変わらない業種は医者である。


アメリカでは、日本の10倍の医療費がかかる。


だから、頭の骨をばらばらにして形を変えなければならない様な


大手術をうけた患者で、まだふらふらしていても、家族がかかえながら


たった4日で退院して、ホテルから消毒に通うのだ。


なぜなら、ホテル代のほうが、病院に入院しているよりも遥かに安いからだ。


 


日本では、入院しているほうがホテルにいるより安いから病院に長くいることになる。


病院にとっても安すぎだ。


基本的にはどちらが正しいのだろうか?


 


ホテルのほうが儲かるのなら、誰がわざわざ苦労して病院を経営するだろうか?


病院経営者は、皆ホテル経営に変えたくなるに決まっている。


ここが日本の間違っている所だ。


 


病院にはホテルと同じベットがあり、


シーツや布団もホテルより細菌学的により清潔さを要求される。


その為にホテルより余分な出費となる。


さらに酸素設備の配管や救命装置の配置、も必要で金がかかっている。


ごみ代まで、医療廃棄物は遥かに高いのだ。


職員は医者や看護士そして薬剤師と言う有資格者ばかりの集合でなければならないため


職員の給料も、ホテルの場合より高く必要となる。


 


ホテルより良い環境で初めて病気を治す環境にあるはずが


国の保険システムでは病院の立替えも出来ないのだ。


だから、日本中の病院が汚いままだ。


カルテ代も出ない。かかった必要材料費も出ない。


同じ術野で、2つの手術を同時にすると1つ分はサ-ビスで、ただでしなければならない。


これは誰が考えてもおかしい。


失敗したほうが金になる事もおかしい。


ましてや、責任ばかり重くのしかかる。


今の若い医師に医は仁術なんて言う言葉は通用しないのだ。


 


何度も言うが、GDP世界第2位の国ならば、救急病院がどんどん無くなり


いざと言うときの病院がなくなっていくのは、


医療保険システム全体が削られすぎて


根本的に医者にも看護士にも


給料が安くならざるを得なくなりすぎたための結果である。


 


抜本的に国は道路財源を医療にまわさなければ、


日本の医療全体が崩壊して、国民の平均寿命は


急速に短くなるだろう。


アメリカの道路財源と医療費の財源との割合と日本のソレとをを比較すれば


そんな事を私が言わなくてもわかるだろうに。


 


病院が赤字になるような保険システムでは、ホテル経営に転換するところが


多くなるだろう。


 


その代表例が、聖路加病院の敷地に


別のビルを建設してそこへ、テナントを入れて得た利益で


何とか病院の維持の費用を捻出しようとした事があるのは記憶に新しい。


病院の本業のみではやっていけないこと自体がおかしいし間違いなのだ。


そんな事なら、病院もホテルにしたほうが経済効率が良い事になる。


 


すると、金のある国民しか生き残れなくなる。


それで良いのなら、普通の国民は黙って死ぬしかない。


そんな国となるだろう。


 


 


 


 













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