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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

師走に入ってただでさえあわただしい中に、○先生が医局に飛び込んできた。

「事務長、軟膏が欲しい」という。

「どうしたんですか?」

「虫に刺された」と。

だされた背中を見て「あらあ、これは虫刺されだわ」というと、
「そうでしょう!」と、嬉しそうだ。

「ここも!」と言うので見てみたら、お腹の辺りも湿疹がブチブチ。
見てるとこちらもかゆくなりそう。

「せんせ!これはヘルペスでは?」

「ヘルペス?」

「腹帯、帯状疱疹!」

○先生、すぐ、院長に御報告。

「○ちゃ~~ん。帯状疱疹は、自分はかかったことないが、患者さんは何人も見ているからね~~」と。

「え?院長、帯状疱疹、自分でやってますよ。」と、私。

「自分はかかったことないと言ってましたよ」と、○先生。

「うそです」

ストレスが強かったり、体の抵抗力が低下すると、でてくるものらしい。

「○先生、そんな顔してても、実はストレスあるんだねえ、かわいそうに・・・」と言うと、
「そうなんです。僕はデリケートなんです」と、超うれしそう。

その日は手術が遅くなり、雨が降っていたので師長さんとタクシーで帰った。

「じつは私の父も、鳥取地震のあとストレスで、帯状疱疹やったんですよ。
院長も○先生も、みんな男だ。男のほうがデリケートなのね。
やっぱり、女のほうが、強いわね。」と盛り上がっていたら、

話を聞いていたタクシーの男の運転手さん、
「私も帯状疱疹やりました」と。

「え、ストレスで?」と聞くと、
「はい」と。

やっぱりなあ・・・















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