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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

1月5日、土曜日の本日は、小耳症外来の日。

小耳症で入院していた患者さんが無事退院となった。

その後数名の小耳症で再診の患者さん達の診察を行った。

外来の空いた時間を利用して病室へ上がり、

小耳症で入院中の患者さん達の包帯交換を行った。

その後、外来へ降り小耳症で再診の患者さん達の診察を行った。


午後からは、小耳症で初診の患者さんが来院されたので

手術法の詳しい説明を2時間ほどかけて行った。

以前に関東地方の他の病院で耳の再建手術を8回も行われたものの

不幸な結果となり耳の再々建を求めての来院だった。

当院へは、このような患者さん達が多く来院されて増加し続けている。

実際、当院では再々建手術を多く行っている。


タンザー法や、ブレント法などの従来法は、完全に成功したとしても

不完全な耳介しか形成されない方法だった。


1992年に永田法がアメリカ形成外科学会誌に掲載されて

、完全な耳介が再建可能となった事を、世界の形成外科医が初めて認識するようになった。


さらに永田法の開発進歩により、再々建手術も行える事が可能となった。


現在は、ようやく小耳症患者さん達に、永田法の知識が普及し

当院では再々建手術が増加している。


















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