FC2ブログ

永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

困難な小耳症手術に


一生をかけて本気で研究に取り組んでやろうと


決めたのは、私がタンザー法の間違いに気がついた時だった。


私が31歳か32歳の時だった。


まだ、東京大学の形成外科の医局にいた時の事だ。


当時は、「耳を専門としてやりたい。」


と言う私に対して


「耳は、もう開発しつくした分野だ。そんな事をやったってこれからは時代遅れだ。」


とか、


「これからは、微細な血管を顕微鏡下に縫合して


組織移植をするマイクロサージャリーの時代だ。」


とか、


「耳をやるやつは馬鹿だ。」


とか、


「耳は髪に隠しておけばすむところだ。」


とかと、回り中の形成外科医から罵倒され続けていた。


 


ところが私は当時、「小耳症はもっと開発する余地が残された分野だ。」


との確信を持っていたので、どんなに罵倒されても


全く動じなかった。


何しろ、正常な耳を再建できるようになるまで


私は、人生を掛けるつもりだったからだ。


それに複雑な耳だからこそ


形成外科医としては


最も再建のやりがいがある分野で


私の得意とする芸術的センスを生かせる最も最適な仕事だと


これこそ私の仕事だとまさに確信していたのだ。


 













管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
https://acrejuvenation.blog.fc2.com/tb.php/421-11c9ce3a