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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

永田小耳症形成外科クリニックは設立10年と2か月になる。

小耳症手術件数も1360件を超えている。

開設以前の小耳症の手術件数を加えると、2500件の小耳症手術を行っている。

従来法の小耳症手術は、耳輪、対輪の大まかな形態の未再建する単純化した手術だったので

手術時間は、3時間ほどで済んだが。

永田法の手術法が進歩し、耳会の細部構造まで詳細に再建できるようになった。

その分、手術時間は、8時間を要する手術となった。

耳介の形態が体表の中でもっとも複雑だからこそ、

耳の再建手術は形成外科分野で最も困難な分野の一つとなっている。

常にある一定の正確さを保つ手術ができるように科学的に詳細な計画が必要だ。

感覚だけで作成すると結果にばらつきが生じるからだ。

科学的な計画とはどういうことなのかを、「理想の耳介のプロポーション」と比較し

理想の耳を再建するための思考と手順を

永田小耳症形成外科クリニックのホームページに掲載したので、

興味のある方はご覧ください。













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