FC2ブログ

永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata, M.D., Ph.D.  5/April/2019
Secondary reconstruction for microtia [adult case]

永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2019年4月5日
成人の小耳症の再々建手術


P1160559.jpg
This case was already operated 3 times
  at University Hospital in Sikoku area.
Preoperative appearance of unfavourable result for microtia.

この症例は耳垂残存型小耳症に対して、
すでに四国の某大学病院で3回の手術を行われたものの
不幸な結果となっている。

P1160561.jpg
Determine the proper anatomical location
  with transparent film template.

透明フイルムに印刷した設計図を用いて、
 耳介の正常な場所と大きさを決定する。

P1160563.jpg
The outline for the 1st-stage operation
  [secondary reconstruction operation].

再々建手術の肋軟骨移植の手術デザイン。

P1160564.jpg
Reconsrtucted auricle is
   posterior tilted [abnormal position].

再建された耳介は後傾しすぎている「位置の異常」。

P1160567.jpg
Excised grafted costal cartilage frame
 and paper template.

移植されていた肋軟骨フレームを摘出した、耳の紙型。

P1160569.jpg
Paper template and
 newly fabricated 3-dimensional costal cartilage frame
    [3-D frame].
Costal cartilage was too hard and brittle.

紙型と、新たに作成した3次元肋軟骨フレーム。
肋軟骨は非常に硬く彫刻刀も使えなかったので、すべて機械で削った。
ワイヤー固定も、硬すぎて刺せない野で、機械で穴をあけて固定した。
成人になると、この症例のごとく肋軟骨が骨化して固くなるため手術は非常に困難となる。

P1160570.jpg

Skin flaps formed,
  anterior skin flap of the lobule,
  posterior skin flap of the lobule,
  mastoid skin flap,
  tragus skin flap.
Upper auricular skin flap [skin pocket created].

皮弁形成を行った。
  耳垂前面皮弁、
  耳垂後面皮弁および乳突洞部皮弁を皮下茎皮弁として挙上、
  耳珠用皮弁。
皮下ポケットを形成した。

P1160573.jpg
3-D frame is grafted
 under the skin pocket
    and reconstructed auricle.

3次元肋軟骨フレームを
  皮下ポケットへ移植して
    再建した耳介。

P1160575.jpg
At the end of the 1st-stage operation
  with Bolster fixation sutures.

ボルスター縫合固定を行って手術終了。


このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染 移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎 縫合不全 ハゲ 床ずれ その他

上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。















管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
https://acrejuvenation.blog.fc2.com/tb.php/5523-6c77db4a