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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

Postoperative report on the patient operated on July 26, 2022
2022年7月26日手術症例の術後報告①【2週間後】

Type of Surgery:2nd-stage operation for lobule type microtia
手術内容: 耳垂残存型小耳症(左耳)の耳立て手術

※手術の様子はこちら →2022/7/26手術報告 『耳垂残存型小耳症(左耳)の耳立て手術』


20210907永田OP_1回目術前

左小耳症_20220726_1

2021年9月に、永田先生が肋軟骨移植術を行って再建した耳介です。

耳介挙上術(耳立て手術)を引き継いで行いました。


左小耳症_20220726_5

Immediately after surgery

手術直後

経過_20220809_1

Approximately 2 week after surgery

術後 2週間経過

経過_20220809_2

経過_20220809_3


The reconstructed auricle is projected.

まだ術後2週間で腫れていますが、再建した耳介はしっかり立っています。

今後腫れがひき耳の形がハッキリしてきます。


丸山成一



★入院中の様子はこちら→ 『小耳症治療の様子』

Cases presented here are to help you understand microtia surgeries. The results vary by case.
※ここに供覧した症例は、小耳症の手術をご理解いただくためのものです。症例により結果は異なります。
  
Complications after microtia surgery:

Pneumothorax (1 out of 2000 cases), alopecia, partial necrosis of skin flap, partial exposure of costal cartilage grafted, skin graft failure due to congenital poor blood circulation of superficial temporal artery and vein, etc.

In the event such complications arise, an additional surgery may be performed to address them.

◆今回の手術の術後合併症

■重篤な合併症
顔面神経や血管の走行に異常を認めることが多く、手術によって顔面神経麻痺や皮膚壊死を起こすことがあります。
また軟骨の採取部位では気胸・血胸・心タンポナーデの可能性があります。

■その他の合併症
①植皮の生着不良・壊死
②感染、移植軟骨の露出
③糸やワイヤーの露出
④傷跡が目立つ
⑤薄毛・脱毛
⑥長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}
⑦長時間同じ体位による褥瘡
⑧その他、予測不可能な合併症
以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。


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