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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

Secondary reconstruction for microtia 1/December/2023
小耳症(右耳)の耳立て修正手術

Surgeon: Seiichi Maruyama (plastic surgeon, Hills Aesthetic and Cosmetic Clinic)
Surgeon: Yasuyo Nakashima (plastic surgeon, Narita Tomisato Tokushukai Hospital)

執刀医/丸山成一 (ヒルズ美容クリニック)  

執刀医/中島康代 (成田富里徳洲会病院)

施  設/成田富里徳洲会病院



2023年12月1日

小耳症(右耳)の耳立て修正手術



今回の症例は永田先生が耳介挙上術まで行いましたが、

高さを改善するために再挙上術を行いました。


20231201OP_術前

20231201OP_術前斜め

20231201OP_術前上から
形はとてもきれいですが、上からみるとくびれががなく、眼鏡・マスクもかけにくい状態です。

20231201OP_デザイン
術前のデザイン

20231201OP_肋軟骨ブロック
左がもともと入っていた挙上用の肋軟骨ブロック 右がくびれを出して再挙上するために修正して組みなおしたブロックです。
20231201OP_術後真横

20231201OP_術後上斜め

術直後でまだ腫れていますが、くびれができています。

20231201OP_術後斜め比較

術前と術後の比較です。 改善されていることがわかります。



丸山成一


★入院中の様子はこちら→ 『小耳症治療の様子』


Cases presented here are to help you understand microtia surgeries. The results vary by case.
※ここに供覧した症例は、小耳症の手術をご理解いただくためのものです。症例により結果は異なります。


Complications after microtia surgery:

Pneumothorax (1 out of 2000 cases), alopecia, partial necrosis of skin flap, partial exposure of costal cartilage grafted, skin graft failure due to congenital poor blood circulation of superficial temporal artery and vein, etc.

In the event such complications arise, an additional surgery may be performed to address them.


◆今回の手術の術後合併症

■重篤な合併症
顔面神経や血管の走行に異常を認めることが多く、手術によって顔面神経麻痺や皮膚壊死を起こすことがあります。
また軟骨の採取部位では気胸・血胸・心タンポナーデの可能性があります。

■その他の合併症
①挙上した耳介が再度倒れる
②皮弁の生着不良・壊死
③感染、移植軟骨の露出
④糸やワイヤーの露出
⑤傷跡が目立つ
⑥薄毛・脱毛
⑦長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}
⑧長時間同じ体位による褥瘡
⑨その他、予測不可能な合併症
以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。


※ブログの文章、写真画像、イラスト等の著作権はヒルズ美容クリニック及び関連会社が保有します。
許可なく無断複製・引用・使用を禁じます。














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